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2010.01.11
ブログワンワンワンで犬の日?
TVを見ていると1月11日はワンワンワンで犬の日だからお台場?でイベントが開かれたとのニュースが流れた。 アレ?そうだったっけと、調べてみると犬の日は11月1日。(1987 ペットフード工業会他6団体で制定) でも、そもそも記念日って制定するにあたって許可とかいるのだろうか。 日本記念日協会という協会も存在するようだが、ウィキペディアによると 「日本記念日協会」は公的な機関ではない。日本記念日協会と名乗る団体もあるが日本満月協会、日本一協会、日本プロポーズ協会、日本丸型ポスト協会、信州観光文化検定協会などの団体代表の肩書を持つ長野県在住の個人が設立して代表を務めている。任意団体である。登録には、2009年現在で7万円を要し、最低でも300件以上の記念日が登録されている。 つまり許可は必要ないと。勝手に制定してもいいみたいですね。 じゃあ、今日1月11日は初めてブログを1日2回更新した日にしようかなぁ。 -
2009.12.21
ブログ杉並区善福寺公園にて―ペットシッター的花鳥風月⑦
昨日、一昨日は冷え込みが弱くて日中は過ごしやすかったのに、今日は風が強くて寒いですね。 昨日、一昨日と杉並区の善福寺公園でワンちゃんのお散歩代行をしてきました。善福寺公園でお散歩をするのは二回目。 一回目は五月位だったので冬景色の公園を歩くのは初めてで、日中の暖かさとあいまって楽しくお散歩出来ました。なんとなく公園の中の方が暖かいように感じたのは気のせいでしょうか。 冬なので落葉している木が目につきましたが、背の高い木々が葉の落ちた細い枝を空に向かって伸ばしている様子は、けして寒々しい気持ちにさせるものではなく、雲の無い冬空と枝とのコントラストは何故か気持ちが落ち着つき、ホッと肩の力の抜けました。 善福寺公園は練馬区の石神井公園、武蔵野市の井の頭公園と並んで武蔵野三名池と言われているだけあって(と言ってもネットで調べて、たった今知ったのですが。)、木々に囲まれたちんまりとした池が有って、池には水鳥もいます。 しかも何故かガチョウまで。どうやら捨てられた?らしいのですが餌を貰ったりしながら、楽しく暮らしているよう。他にも同じく捨てられた南米産のバリケンというカモもいて、こちらは赤い面白い顔をしていました。 彼らは公園の人気者なようでネット検索すると結構引っかかります。 モチロン、沢山のワンちゃんともお散歩をしていて、何回か見かけたウィペットはカワイイ服を着ていました。 仕事なので気は抜けませんが、こうやって自然豊かな公園をお散歩できるのはペットシッターの役得です。 -
2009.11.18
ブログアイメイト協会見学会③―歩行体験編
3回に渡ってお送りしたアイメイト協会見学会も今回でお終い。メインイベント。目隠しをしての歩行体験編です。 講義室から移動して、協会裏の路地へ。歩行体験に協力してくれたワンちゃんはアイメイトとしての訓練を受けるも不適応と判断された子達。不適応とされた子達にも活躍の場が有るのです。 トレナーの方とアイメイトの自己紹介後に「・背筋を伸ばし、ハーネスを力を抜いて持つ・脇をあけない・自分とアイメイとの間に隙間を作らない。」以上三点の注意を受け、順次目隠しをしてアイメイトと歩行へ。 参加者の大半を占める小学生達が歩き始めると保護者の皆さんがカメラを構えだす。どうやら夏休みの宿題の為に来ていたようでパシャ、パシャと撮影。 皆さん熱心に撮っているなあと思っているうちに順番が回ってきた。どうせ誰も見ていないのに、少し照れながらマスクをつける。 歩き出してみるともうテンで駄目。自分がまっすぐ歩いているのかも分からなくなってくる。大げさに言えばグルグルと回っている感じ。試しに目を閉じて歩いてい見てください。そう感じませんか? アイメトと私の横にはトレーナーがついてくれ、「姿勢が悪くなっている。ハーネスを意識する。」とアドバイスをくれる。目が見えなくなると姿勢が悪くなるそうだが、普段から猫背気味なだけに相当姿勢も悪くなっていたのでしょう。 確かにハーネスの動きを意識するとグッと歩きやすくなり、時間が経ち慣れてきたのと相まって「良くなってきましたよ。」と誉めてもらえるまでになりました。 やっと調子が出てきたところでゴール。目隠しを取り、一緒に歩いてくれたアイメトとトレナーの方にお礼を言う。 その後、アイメイトを囲んで撮影会。皆さんここが一番盛り上がっていたような気も。 撮影会終了後は部屋に戻り、質疑応答を行って見学会は終了。小学生達も質問を沢山していて感心しました。 同じ犬を扱う仕事とは言え全く接点がないので見学会を通してお話を聞けたり、歩行体験をさせて貰える機会を頂けるのは大変有りがたい事です。貴重な体験をさせて頂きました。 ワンちゃんを飼われている方もそうでない方もアイメイトと知識も視覚障害者への接し方も分かる見学会へ参加されては如何でしょうか。 今回、気がついたのは長い文章をを書くときは画像があった方がベターですね。文章だけでは読みにくい。 それとアップするまで時間が掛かりすぎ。夏休みの宿題って。いつの話・・・?今回に限ったことではないのですが、何とかしなければいけません。 以上二点を反省して締め。 アイメイト協会〒177-0051 東京都練馬区関町北5-8-7 Tel.03-3920-6162 Fax.03-3920-6063 www.eyemate.org *見学会について 1月~11月にかけて毎月最終土曜日14:00~2時間程度 要予約 先着30名 -
2009.10.27
ブログ雨降る日に片付けたものは―ペットシッター花鳥風月⑦
昨日の雨が残らずいい天気したね。昨日からの強い風がまだ吹いていましたが。 雨上がりの道には、骨が折れて捨てれたビニール傘がいくつも転がっていました。 雨が降り続いた一昨日、昨日は部屋中に溢れかえっているLPの整理をお世話の合間、合間にしていまして。 2日間に渡ってしたのですが、800枚も入る棚を用意したにもかかわらずLPは結局片付きませんでした。 一昨日の真夜中、管理が悪いせいで反ってしまった盤を見つけて、発作的に片付けを始めた訳なのですが、CDが売れない、売れないと言われている今の世に油断していると反ってしまったり、やたら場所を取る使い勝手の悪いLPなんて買う人間なんか、ごく一握りの人間だけなんでしょうね。 とフテクサレ気味なのには訳があって、ちょくちょく利用していた川越のネットレコードショップDACAPO Recordsが突如として、本当になんの前触れもなく、今月17日に閉店してしまったからです。 海外で直接買い付けて、LP一枚一枚に解説と視聴を用意するとても丁寧な作業をしていて、尚且つ安価という得がたいお店で、普段はネットでLPを買わないのですが、DACAPO Recordsだけは特別でした。 大げさに聞こえるかもしれないのですが、店主が自らの感性でセレクトした商品を並べているお店って、存在自体が文化だと思うのです。 だから、良いお店が潰れることは世の中にとって大きな損失なんですよ。 閉店した事情は分かりませんが、もっとLPを買っておけば潰れなかったのだろうか?とても残念です。いつか復活するのではないかと、お気に入りから外せないでいます。 とりあえず、文化を守る為に今から出来ること言えば、バンバンLPを買って部屋一面をLPで溢れかえらせる位か・・・ また、棚買わなけきゃなぁ・・・ふーんー -
2009.10.14
ブログアイメイト協会見学会②―講義編
さて、やっと当日の様子に移ります。見学会の段取りは講義。そして目隠しをしてのアイメイとの歩行体験となっていて、まずは練馬区は関町北にあるアイメイト協会の講義室へ。 見学会に応募した際に「7、8月は夏休みなので学生さんの応募が多いんですよ。」と電話口で言われたが、まさにその通りで30ほどある椅子は満席。小学生達もしくは若い親子連れが殆どで、若くもなく歳でもない自分は何やら肩身が狭い。 まあまあと気を取り直して講義へ集中、集中。 講義はスクリーンを使っての映像とインストラクターさんの話を交互に織り交ぜ、時折受講者にクイズを出しながらの進行。テンポ良く、分かりやすいお話で和やかに講義は進んでいきました。 講義内容は大きく分けるとアイメイトの訓練方法と我々晴眼者が視覚障害者にどう接すればよいかの二つ。 それぞれ具体的な内容に触れる。まずは訓練方法から。 アイメイトは1歳2ヶ月から訓練を始める。それまではボランティアにより繁殖され、育てられる。繁殖された全てのの犬がアイメイトになる訳ではなく、素養をみて選別される。 数としてはおおよそ7、8割程がアイメイトとして活躍する。 そして1歳2ヶ月からはじめた訓練1歳6ヶ月まで行われ、その後アイメイト使用希望者を交えて4週間の歩行を指導を行う。その際には使用希望者も協会に泊り込んで指導を受ける。指導の仕上げとしてアイメイトと使用希望者は二人のみで帰路に着く。 ちなみにアイメイトを引退するのは10~12歳頃までで、余生はボランティアに引き取られ過ごす。 訓練は学習への態度の基礎作上げる基礎訓練と障害物の回避、バスや電車の乗降などの実践的な訓練を行う誘導訓練の二つに分かれている。 車が通っているのに道を渡ろうとする使用者に従わないよう等に必要に応じて指示に従わない「利口な不服従」を教え込むのは大変そうでした。訓練は段階的に難易度を上げていき、始めは15分程度で行い、最終的には1時間半に達する。 話を聞いていて自分が誤解をしていたなと気づかされたのは、使用者は漫然とアイメイトに引っ張られて歩いているわけでは無いということです。つまり歩行の際、主導権を握っているのはあくまで使用者なのです。 例えばA地点からB地点に行く際には、アイメイトは道中に曲がり角や階段、改札等が有る事を知らせるのみで、使用者自身が道順を覚えており、通りから2つ目の曲がり角で曲がろうと判断しなければならいのです。 信号さえもアイメイトに存在を教えられた後は、人の流れなどから信号が変わったのを判断して渡っているのです。 晴眼者かつ方向音痴である私には俄かには出来そうもないスキルで、事実、中途失明者は訓練中、苦労するとの事でした。 その為にも4週間の泊り込みの訓練が必要なのだと大いに納得しました。 続いて視覚障害者に対する接し方ですが、ある場所への誘導方法、椅子への誘導、テーブルに置かれた食べ物の位置の説明、アイメト使用者の誘導方法について説明を受けました。 全て説明をすると長くなるのでかいつまんで短めに。誘導のコツは下記の三点。 ・情報は全て言葉に出す。 ・方向、場所は前後左右で伝える。 ・急に押したり引っ張ったりしない。 テーブルの上の食べ物の位置を説明する際には12時の方向にはお茶、9時の方向にはケーキ、6時方向にはスプーンと時計の文字盤に見立てて知らせる。このように教えて頂いた事は理に適った実践的な内容でした。 以前、1度だけ視覚障害者を誘導した事があるのですが、その際の自分が全然なっていなかった事を改めて思い知りました。 実践的な事だけではなく、一番大切なの、困っていそうだったら思い切って声を掛ける事だともおしゃっていました。 と、今回はここまで。歩行体験の様子等続きはアイメイト協会見学会③に譲ります。