離島からこんにちわ―「うちのネコが訴えられました!?」

世の中では全く自分のあずかり知らない所で全く知らないものが流行っているのですね。そんな事は分かってはいたのですが、改めて再認識させられたのが古本屋でふと手に取った書籍「うちのネコが訴えられました!?」。

 

あらすじ 定食屋を営む山田さんのもとに一通の訴状が届く。内容は「あなたの猫が車にキズをつけたので裁判します!」この日より無罪を勝ち取る為の山田さんの奮闘が始まる。本当にあった実録裁判の結末は?

 

本書はブログ「実録ネコ裁判」を元に再構成されたものだそうですが、ブログの公開当時(2005年)の盛り上がりは凄かったようで。確かに日々、裁判の様子が更新されるとなると次が気になりますよね。その後マンガ化もされ、映画化の話も有るとか無いとか。
内容は粗筋のままで、面白くて仕方がないという程ではないですが、スラスラと読めますし、裁判制度やペットの飼い主さんとご近所トラブルについて考える契機としてはよいのでは。

 

しかし「実録ネコ裁判」が盛り上がっていたのが2005年。本書が2006年発行。私が本書を読んだのが2009年。私に情報が伝わるまでのタイムラグの長さは何なんでしょうか?ブームもだいぶ前に落ち着いているようですし。どっかの離島にでも住んでいる気分です。

 

4047250082 うちのネコが訴えられました!? 1 (KADOKAWA CHARGE COMICS)
山田 タロウ 若林 健次
角川書店 2007-12 

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2009.02.24  コメント(0)  

老犬介護の入門書に最適です。―「犬の老いじたく」

少し古いデータですが、ペットとして飼われているワンちゃんの平均寿命は2003年において11,9歳。ネコちゃんは9.9歳。共に長寿化の傾向にあります。(東京農工大・日本愛玩動物協会調べ)
人間と同様、寿命が伸びると持ち上がってくるのが介護問題。私も老犬介護のお手伝いをしたことがございますが、飼い主さんのお話を聞くと皆様ご苦労されています。
今回は老犬の飼い主さんのお役に立てるよう書籍「犬の老いじたく」をご紹介致します。

 

本書はワンちゃんの老化現象及び介護の際のワンポイントアドバイスに老化現象を防ぐトレーニングの方法で構成されています。
筆者の中塚圭子氏は神戸で老犬の老化予防や対策を教える「老犬教室」を主催されているそうでアドバイスやトレーニング方法は、非常に細かく実践的。
また、介護をされている飼い主さんの心のケアについても触れています。飼い主さんは介護に関する情報不足、介護の困難さから精神的につらい状況に立たされます。人間の介護も一緒ですがこの点は非常に重要です。介護する側に余裕がなくなると介護は非常につらい行為になります。せっかく楽しかった愛犬との生活、思い出も色あせてしまいます。
そこで筆者はワンちゃんの老化現象を進化ととらえて(ひと前昔の赤瀬川原平の老人力と一緒です)必要以上にシリアスにならないよう説きます。
また、介護に関する情報をネットやブログから、動物病院を利用して集め、老犬の飼い主さん同士のネットワーク作りを提唱しています。情報収集に加えて同じ境遇同士で悩みを共有すると心の負担が軽くなるからです。愚痴をこぼし合うだけでもぜんぜん違うと思います。
今まさに介護をされている飼い主様はモチロン、まだまだ若いワンちゃんの飼い主様も読んで予防や介護への心の準備をしておかれると良いのでは。新書ですの読みやすいでよ。

 

老犬の介護でお困りの方、ペットシッターのストローラーカンパニーにどうぞご連絡下さい。お手伝い致します。

 

4827550336 犬の老いじたく―愛犬の老化と向き合うために (角川SSC新書)
中塚 圭子
角川SSコミュニケーションズ 2008-03

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2009.01.19  コメント(0)