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2008.09.22
ブログ動物取扱責任者研修に行ってきました。
去る9月17日、中野区のなかのZEROにて動物取扱責任者研修を受けました。500名以上の方が受けたので、早速当日に研修に関してのブログを更新されている方もいらっしゃるのでは? 私も書こうかなとウカウカしている内に1週間近く経ってしまいました。 そんなウカウカしがちな当ブログですが今後もよろしくお願い致します。 ↑何の挨拶だかよくわかりませんが気を取り直して、動物取扱者といっても一般の方には馴染みが薄いかと思いますので軽くまとめてみます。 動物の愛護及びに管理に関する法律」(略して動愛法)により動物(魚類、両生類、昆虫を除く)を扱うビジネスを行う業者は、各事業所(各店舗)毎に1名以上の動物取扱責任者を選任しなければなりません。 選任には以下の何れかに該当しなればなりません。- 営もうとする動物取扱業の種別ごとに半年間以上の実務経験がある。
- 営もうとする動物取扱業の種別に係る知識及び技術について1年以上教育する学校その他の教育機関を卒業している。
- 公平性及び専門性を持った団体が行う客観的な試験によって、営もうとする動物取扱業の種別にかかる知識及び技術を習得していることの証明を得ている。
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2008.09.12
ブログ誤読する権利―「みどりの目」
今回取り上げる絵本「みどりの目」は肩の凝らない良作で、私も気にいってます。 優しい色合いで描かれる自然の中を好奇心旺盛な子猫が無邪気に走り回る様子は本当に微笑ましい。文章は簡潔ですが子猫の素直な気性を巧みに表現しています。 簡潔な文章も程よく雑な絵もいいのですが、何より特筆すべきは、単純そうでいて捻りの効いたストーリーです。 話の冒頭で子猫は箱に入れられたまま置き去りにされるのですが、「あおい そらが、ぼくのいえの てんじょうだった てわけ」とノビノビと生活し続けます。 そしていつの間にやら拾われて話は終わります。 子猫は身の回りに重大なことが起きているのに、楽天的な前向きさと環境の変化に捕らわれない気高さで捨てられた事に気づきもしないのですが、じつは悲劇的な状況に陥っている。この辺りが微笑ましいやら切ないやら。でもいつの間にやら拾われる幸運さ。 子猫が世界を愛し、世界に愛されているのが、気づいてないけど悲劇→気づかないうちに解決という一連のエピソードからて伝わってきて、「なんと気高く幸福なネコちゃんなんだ!」と楽しくも暖かい気分になれるのです。 ところがここで問題がありまして。子猫が置き去りにされたのか、ただ飼い主によって外に出されただけなのかはっきりと作中で触れられてないのです。 私ははじめて読んだ時に前者と解釈したのですが、他の方のブログやサイトを覗くと捨てられたと解釈している人は少数派なので段々と自信が無くなってきました。 でも胸を張って捨てられたと解釈することに決めました。何故かって?だってそっちの方が面白いから。 それに仮に間違いだとしても、読み手は「作品を誤読する権利」が持っているのですから。みどりの目
エイブ・バーンバウム ほしかわ なつよ
童話館出版 2002-05
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2008.09.08
ブログバッタリと
練馬区のA様宅にペットシッターにお伺いする途中、偶然にもお客様B様とお会いしました。飼われているワンちゃんについてお話をしました。 練馬区を中心に様々な地域にお伺いしていますのでバッタリとお客様にお会いすることがございます。思いがけずお客様とお会いするのはとても嬉しいことです。 お会いしましたらご挨拶をしておりますが、私を見かけたら是非お声をお掛け下さい。 先程、偶然にもと書きましたが、じつはA様とB様はご近所。お伺いする度にお会いしていたりするのですが・・・ -
2008.09.08
ブログ結局のどっちなの?
ここ数日、暑いですね。でも7、8月と過ごして慣れてるので多少暑くても構わないのですが、「ゲリラ豪雨」にはまいってしまいます。 先週の土曜日も降り始めたかと思えばアッと言う間に嵐の様相。 目白通りを練馬駅方面に向かっていたのですが、練馬に近づく度に雨がドンドンと強くなっていくのがわかりました。それこそ数十メートル単位で。 以前も練馬駅方面に近づくと雨が強くなる経験したのですが、練馬には何かあるのでしょうか?雨でパンツまで濡らしながらそんな事を考えていました。 興味深いと言えなくもないのですが、移動やお散歩が困難になってしまうので早く落ち着いて欲しいものです。 でも大雨の次の日の空はとてもきれいなんですよね。火曜日の朝もとても気持ちのいい空でした。 -
2008.08.27
ブログマスターピース―「はらぺこあおむし」
どんなジャンルにも受け手の性別、年齢、嗜好そして時代をを超えて訴えかける作品が存在します。そんな作品をマスターピースと呼ぶなら、絵本「はらぺこあおむし」は間違いなくマスターピースでしょう。 一枚の葉っぱでも部分によって色を書き分ける色使いの多彩さ、鮮やかさ。コラージュによって生み出される立体感。おなかを壊したのあおむし情けない顔、無関心さまで感じさせる明るい太陽、やさしい白い月。単純にして飽きのこないストーリー。 「はらぺこあおむし」の魅力は沢山の人に語られてるのでわざわざ下手な文章で再度述べなくてもいいのですが(動物じゃなくて昆虫だし)7月24日付けの朝日新聞のこんな記事↓が載っていたので。以下抜粋。 何度も手術を受けた心臓病の女の子がいた。むしが次々に果物をかじって、あなをあけていく 絵本「はらぺこあおむし」をみて、その子はいった。「食べたあとが腐らないのはヘンだ」村中のもっている初版では、虫の食べてあとは色が変わっていた。米国の著者エリック・カール(79)に理由を問い合わせた。「わかりやすさを求めて改版のさい、シンプルにした」と返事があった。 日本では88年に改訂版が出ているそうで、違いが知りたくて書店で改訂版をチェックしました。 手元にある改訂前版と比べてみると蝶の目が違ったりと細かく変えているようです。 素人目にはじっくりと見ないとわからないような、変更を行うこだわりが名作を生み出すのでしょうね。はらぺこあおむし
エリック=カール もり ひさし
偕成社 1989-02
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