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2010.11.20
ブログさびしい話?-いぬおことわり!
今回取り上げるのは絵本「いぬ おことわり!」(絵H.A.レイ 作マーガレット・W・ブラウン)です。 H.A.レイはひとまねこざるの人。どおりでお猿さんの雰囲気が似ているわけです。レイさんはドイツ生まれ。 あれ?ひとまねこざるの舞台はアメリカじゃないのと思ったら、ブラジルやらフランスやらに住んでアメリカで生涯を終えたそうです。 在仏時は第二次世界大戦中。ユダヤ系だったために大変だったようで、その辺りは絵本「戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ―作者レイ夫妻の長い旅」に詳しい。 なんとナチスのパリ侵攻数時間前に脱出したそうです! マーガレット・W・ブラウンは児童書の編集者から絵本作家に転身し「ぼくにげちゃうよ」「おやすないさいのほん」等100冊以上の著作を残したそうですが、42才で早世。 どんなお話かと言えば動物園の近くに住んでいるスタンダードプードル?が動物園に行きたいのに犬は駄目と断れたので、飼い主のおじさんに人間の子供に変身させて貰い動物園見学をするというストーリー。 さて、困った。なんでこの絵本の感想を書こうと思ったんだろう(笑)ストーリーも上に書いたまんまだし、絵も色目が地味だし。書くことが無い・・・・ のでしょうがないから曲解しますかね。 この絵本で使われいている色は黒と黄色。なので地味、ともすれば淋しい印象を与えます。 淋しい気持ちで見始めると「ワライハイエナも。いました。でもこのワライハイエナは、わらっていませんでした」「さかさまのぞきをしているさる」「かがみのなかのともだちをつまかえようとしているちいさなチンパンジー」と登場してくる動物達まで何やら悲しそうに。そもそも犬が動物園に行こうすること自体が何やら妙だ。 ハッ!もしかするとこの絵本は実は滅茶苦茶サッドなのでは。 ・・・・まあ、そんな訳は当然無く。子供が読んだり、子供に読み聞かせると喜ぶタイプの絵本だと思います。 犬が人間に変装すれば子供達は喜ぶでしょうし、次々に動物が登場すればワクワク興奮することでしょうし。 ひねくれた人間が読むタイプの絵本では無かったのかも(笑)いぬ おことわり!
マーガレット・ワイズ ブラウン H.A. レイ
偕成社 1997-01
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2010.10.01
ブログ山元かえさん個展「 M O Y O U 」に行ってきました。
昨年、ハガキのイラストをお願いしていた山元かえさんの杉並区阿佐ヶ谷での個展「 M O Y O U 」に行ってきました。 会場の阿佐ヶ谷context-sは雑貨屋さんなのですが、月末のみギャラリーに変わるという面白い営業スタイル。 商店街から脇道に入って1、2分歩いた所にある民家風のお店の周りは住宅地。ヒッソリとした雰囲気がイイ感じ。 店内に入って早速観覧。如何にも山元さんらしいカワイイ大小様々な作品は全て形染め絵。 店内の雰囲気と作品がマッチしていたのがとても印象的でした。山元さん自ら選ばれた会場との事なのでマッチしているのも当然と納得。 飾られている小物もご自分でご用意されたと聞き、端々をまで目を行き届かせるものだなぁと感心。 作品、全てを見た所で入れて頂いたお茶を飲みながら山元さんと歓談。 仕事の連絡はメール済むので、お会いするのは初めて。 個展を開くのは数年ぶりである事。イラストレーターのふるやさんの事。山元さんと私がタメで有る事等のお話をしました。 メールは便利ですが、やはり直接会うのが楽しくてよいですね!お土産にカレンダーを買ってギャラリーを後にする。このような機会が有ったらまた是非足を運びたいものだ。 ところで私に対してイメージとは違うと言ってたけど、どう違うのだろう?(笑) 追記 山元さんご自身のブログでも個展の様子を取り上げていました。 http://torerocamomillo.ciao.jp/notekaemillo.htm -
2010.09.03
ブログ8月も終わりましたね。
暑い8月がやっと終わっても暑い9月・・・ですね。それでも夜には虫の音がチラホラ。涼しい秋が待ち遠しい今日この頃です。 お陰様で7月末から忙しく、その割にはお盆は例年に比べるとペットシッターのご依頼が少ないので、これはご依頼が分散しているのかなと思っていたのですが、いつの間にやら例年以上にお声を掛けて頂きました。 私事ですがお盆の忙しさが一息ついた数日の内にボルダリング初挑戦にクレア&ザ・リーズンズのライブにと立て続けに羽を伸ばしてきました。 ボルダリングといっても山までは行かず、杉並区荻窪にあるジムでやって来たのですが。 インストラクターから簡単な説明を受けて後は見よう見真似でチャレンジ。握力も腕力も人並み以下なので正直自分に向いているとは思えないし、出来もしないのに人前でやるのもちょっと抵抗が有ったのですが・・・やってみるとこれが楽しい。 モチロン握力も腕力も要求されるのですが、どう手足を運ぶかと頭も使う必要があり、両者を駆使して登りきった時の達成感は中々のものです。 でも終わった後の筋肉痛も中々のもので、帰り道自転車のブレーキをかけるのも難儀しました。 でお次のクレア&ザ・リーズンズのライブは丸の内のCOTTON CLUBにて。 普段はお高いので行きにくいのですが、今回はチャージ代1000円と非常にリーズナブル。そのせいか客席も満杯。お店は元取れるのだろうか?ちょっと心配。 まあでも、単なる客である私は心配もそこそこに音楽を楽しませて貰いました。とても聞きやすいポップミュージック。 音楽を言葉で表現するのは知識も感受性もない私には難しいが、とにかく楽しかったのは事実。音楽って色々な聴き方があると思うのでYou Tubeでもライブでも一緒と言えなくもないのですけど、やっぱライブはいいもんですね。 知っている人は知っていると思いますがクレアはかのジェフマルダーの娘さん。で9月末からヴァン・ダイク・パークスとツアーに出るそうです。 生きていたのかヴァン・ダイク・パークス!67歳だそうなので元気で不思議はないですね。 で、もっと驚いたのが10月COTTON CLUBにモーズアリソンが来る事です。 生きていたのかモーズアリソン!82歳!初来日にて最後となるかもだそうで。たしかに82歳なら・・・ いまだヒップなあの歌声を聞かせくれるのか気になるところです。 さてこんな感じでリフレッシュしてきました。9月以降も頑張っていきますのでペットシッターのストローラーカンパニーをどうぞ宜しくお願い致します。 追伸 クレア&ザ・リーズンズのライブについてはハイファイ・レコード・ストアの松永さんもブログで取り上げていらっしゃいます。(http://d.hatena.ne.jp/mrbq/20100819) -
2010.07.21
DM紹介2010夏季ご挨拶用イラスト
毎年お送りしている暑中お見舞いのイラスト。今回はナカオ☆テッペイさんにお願いしました。(http://www.nakao-teppei.com/) 独特のタッチと色使いで素敵なイラストを書いて下さいました。 以前までは官製ハガキに私が印刷を行っていたのですが、今回から印刷屋さんにお願いをした所、やっぱり出来上がりが全然違う。 わざわざお金を出して良かったと思う反面、今までのイラストレーターさん達に悪い事をしたなぁとも。 ナカオさんとは打ち上げめいた事を新宿でさせて頂き楽しかったです。 (↓データでアップしたかったのですが、やり方が分からず撮影したものになってしまいました・・・) -
2010.06.25
ブログ動物取扱責任者研修会に行ってきました。2010
先週水曜日、動物取扱責任者研修会に行ってきました。お天気が怪しいので電車で行く事に。が帰る頃には晴れてしまい、損した気分。 久しぶりの電車。運転しなくていいのは楽だが、時間がギリギリなので気持ちがせく。もちろん電車のせいではなく、自分のせい。 一本前の準急に乗れれば楽だったのだが、目の前で扉が閉まってしまった。改修後、長くなった階段が恨めしい。 ジタバタしても仕方ないのでブックオフで買った(100円)「しゃべれども しゃべれども」を読む。いささか気恥ずかしいが読みやすい作品。映画版の主人公は国分太一。小説を読んだ限りではミスマッチなのだけど、どうなのだろう? 中野駅に着いたら走って会場へ。何とか間にあって良かった。 講習内容は前半は動物取扱業の更新について。更新は5年ごと。私の会社は平成24年なのでまだ先。以前の聞いた話だと東京都側から、更新についてアナウンスはないとの事だったが、電話をくれる事になったらしい。助かる。でも忘れないようにしないと。 後半は社団法人におい・かおり環境協会(臭気判定士の検定を行っている。国家資格)の方が担当。「においの苦情の現状と法規制」、「動物飼養施設における、においの管理について」の題目で講演。 確かに施設を持っている会社にとって悪臭対策は必須。また、飼い主さんでも気にされている方は多いのでは。 対策をまとめると臭いを出さないのが一番。つまり換気と清掃の徹底。一旦臭いが発生すると出さないようにしていた時以上にコストと労力がいる。 出てしまった臭いは拡散させない事が大切。具体的には施設の周りに樹木を植える。葉が臭いを吸収してくれ、かつ施設が直接目に触れないことにより心理的な緩和も期待できる。 また、排気口を高くする設置するのも有効。 ペットシッターの場合は直接的ではないものの勉強になりました。 研修の時に毎回気になるのが当日のご依頼状況。幸いにも?今回は差ほど忙しくなかったので、良かったのですが、それでもお客様にお時間をずらして頂いたので助かりました。