-
2010.02.01
ブログ100回目の薄ボンヤリ―「ライ麦畑でつかまえて」
サリンジャーが亡くなりましたね。享年92歳。長生きしたのですね。 ペットには関係ないニュースなのですが、感慨深いものがあったので。 「ライ麦畑でつかまて」初めて読んだのは中学生だったか?高校生だったか?いずれにせよ、ありがちな事に村上春樹からの流れで読んだ記憶が。 のち にカート・ヴォネガットやジョン・アーヴィングも読んだので、村上春樹の影響をモロに受けていると言えるでしょう。 やれやれ。 村上春樹とは今や縁遠くなって「1Q84」も読んでません。文庫本になったら買うのでしょうけど。 一方、カート・ヴォネガットは今でもフェイバリットな作家の一人で、数年前に亡くなった時は、いずれは・・・と覚悟はしていましたが、大変残念に思いました。 さて、「ライ麦畑でつかまて」。 読んだのがだいぶ前で、もう内容が定かでは・・・たしかアヒルが出てきたような。そういえば石神井公園の黒鳥はまだいるのだろうか? 女優のズーイ・デシャネルの「ズーイ」はサリンジャーの「フラーニーとゾーイ」のゾーイから取ったんだっけ。でもだったら、ゾーイ・デシャルじゃなかろうか。 彼女が出ている「(500)日のサマー」が気になるな。スミスが主演の二人を結ぶきっかけらしい。 じゃぁ、スミスでも聞くか。あ、でもコードが壊れてて右のスピーカーから音が出ないんだった。 そうだ、そうだ、今からコードを買いにいくか。 危うく、席を立つところでした。 うーん。ホールデンの姿を見失うと共に記事の帰結さえも見失ってしまった。アレだけ熱心に読んだに、何故か書くことが思いつかない。 もうかの小説の魅力は年を取ってしまった私には、分からなくなったのだろうか。つまり、青春を喪失していたのか?気付かないうちに。 今日の朝日新聞に柴田元幸は「ライ麦畑でつかまえて」の魅力は若さゆえの純粋な自分を受け入れてくれない無理解な大人、社会に対する反抗ではなく、年齢や世代を超えた自分がいまここにこうして在ることへの普遍的な違和感や苛立ちにある。 と書いていた。柴田氏によると年齢は関係ないらしい。じゃあ、普遍的な違和感や苛立ちさせえ持たなくなったのだろうか。 まあ、単なる物忘れなのでしょうけど。 実は本ブログは、今記事で記念すべき百回目。よく続いたなともペースが遅すぎとも感じます。自分自身に毀誉褒貶。 百回目なのにぼやけた話で申し訳あります。。今後は更新速度をあげつつ、ペットを飼養されている皆さんのお役に立てる記事を増やしていく所存でございます。 今後とも、ペットシッターのストローラーカンパニーをどうぞよろしくお願い致します。 村上春樹訳ではなく、馴染深い野崎孝訳バージョンをUPしておきます。上記の記事の中で柴田元幸は―この小説が「書かれたもの」というより「語られたもの」であることを正しく感じとった野崎孝による画期的な翻訳が刊行され―と述べていました。 うーん。鋭い指摘。ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス) J.D.サリンジャー 野崎 孝 白水社 1984-05-20 by G-Tools -
2010.01.29
ブログ泣くものか―100回泣くこと
自分の好きなものだけで生活するのは、とても快適なものです。 でも好きなものばっかりだと、どうしても自分チョイスの味に食傷気味に。たまには全く違ったテイストを試してしたくなるもので。 そこで購入したのが中村航「100回泣くこと」。私は基本、ベストセラーには近づかない性質(たち)ですし、恋愛小説も読みません。 どうせなら、もっと軽薄な携帯小説でもと思ったのですが、間違えてぱーぷるを読んじゃいそうなので止めました。 オートバイ。ペット。恋愛。恋人との死別。これらのキーワードを小説の中に折り込み、小説の内容と読者の実体験を共鳴させることによって、泣かせるのが本書の狙いか。 つまり、読者は主人公の飼い犬ブックが死にしそうな時には自分の飼っている、もしくは飼っていたペットを思い浮かべて泣くのです。 泣けてきそうなキーワードを放り込んだけで、後は読者の実体験に頼るのはこずるいような気もしますが、これはこれは有りなのでしょう。誰もが思い当たるキーワードの選定、思い出にどっぷりと浸れる引っかりの無い文章と、色々と工夫をしているようです。 かく言う私も、百回?一回だって鳴くものか・・・と読み始めましたけど。なんせ半ベソかきましたから。100回泣くこと (小学館文庫)
中村 航
小学館 2007-11-06
by G-Tools -
2010.01.25
ブログあなたのワンちゃんに「住民票」 東京・板橋区が無料で―朝日新聞
またまた朝日新聞の記事から。東京都板橋区が飼い犬の登録率と狂犬病の予防接種率のUPの為、登録したワンちゃんには住民票を発行するシステムを開始したというニュース。 板橋区の畜犬登録数は2009年12月現在で1万7329匹。板橋区が独自に出した区内の飼い犬数は、推定約5万匹。一方で、登録数に対する狂犬病予防接種率は、09年12月現在約65%。同区の推定通り約5万匹いるとすれば、接種率は2割程度になる。 と未登録、未接種は相当数。未登録、未接種数の増加は板橋区に限った話ではなく、全国的な問題になっていると聞きます。 住民票には写真を貼ったり、チャームポイントを書けるのだそう。なかなか面白い試みだと思います。 あっさりスルーされてしまうかもしれませんが、飼い主心をくすぐる事に成功するかも。 でも、そうなると猫や小動物達も黙っていないでしょう。「住民票を!住民票を!」と抗議の声を上げ肩を組みジグザグに行進する彼らの姿が目に浮かびます。 当初二の足を踏んでいた区側も、結局押し切られる形で住民票を発行。板橋区における動物の区民率は増加の一途に。 そして、いつの日からか板橋区は「動物の王こ区」と呼ばれるようになることうけあいですな。こりゃあ。 -
2010.01.20
ブログおそらく日本一小さな警察犬―朝日新聞
おとといの朝日新聞の記事です。シェパード等の大型犬が主流の警察犬の世界で小型犬ミニチュアシュナウザー(くぅちゃん)の警察犬が誕生したというニュース。 今日、TVでも取り上げられていましたが、カッコいいシェパード達に囲まれた小さいくぅちゃんは可愛らしく、目を引くものが有りました。 警察犬になれる犬の種類を指定している警察もあるが、和歌山県警は指定はしていず、犯人の遺留品のにおいをかぎ分けるなどして、事件捜査に協力するそうです。 確かに鼻さえよければ、この仕事に犬種は関係なさそうですね。任期は1年。飼い主さんとは1年間お別れだそうです。くぅちゃんも飼い主さんも1年間寂しいでしょうね。 TVで飼い主さんは誇らしいとおっしゃてました。是非、活躍して欲しいものですね。 -
2010.01.20
ブログ飼ってみたい犬、猫の種類は?-朝日新聞
前回に続いて1月19日の朝日新聞の記事。ネクストエージ(50歳以上)に飼ってみたい犬、猫の種類をアンケートしたという趣旨です。 何故、この記事を取り上げたのかといえば、ランキングの結果が意外だったからです。 1位柴、2位秋田、3位ゴールデンレトリバー、4位ラブラドルレトリバー、5位紀州。 意外じゃないですか?意外ですよね?プードル、チワワ、ダックスフンドの御三家がランキング外なんですから。2位が秋田なのも驚き。「HACHI-約束の犬-」の影響でしょうか。 年齢層からくる偏り、すでにプードルらは飼っている等の理由は考えられるものの、新しい嗜好の萌芽と言えるのかも。 数年後には日本犬のお散歩代行ばっかしてたりして。 ちなみにネストエージ以下のランキングでは、1位柴、2位秋田、3位ゴールデンレトリバー、4位トイプードル、5位ミニチュアダックスフント、ラブラドルレトリバー。 やはり日本犬強し。