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2010.06.25
ブログ動物取扱責任者研修会に行ってきました。2010
先週水曜日、動物取扱責任者研修会に行ってきました。お天気が怪しいので電車で行く事に。が帰る頃には晴れてしまい、損した気分。 久しぶりの電車。運転しなくていいのは楽だが、時間がギリギリなので気持ちがせく。もちろん電車のせいではなく、自分のせい。 一本前の準急に乗れれば楽だったのだが、目の前で扉が閉まってしまった。改修後、長くなった階段が恨めしい。 ジタバタしても仕方ないのでブックオフで買った(100円)「しゃべれども しゃべれども」を読む。いささか気恥ずかしいが読みやすい作品。映画版の主人公は国分太一。小説を読んだ限りではミスマッチなのだけど、どうなのだろう? 中野駅に着いたら走って会場へ。何とか間にあって良かった。 講習内容は前半は動物取扱業の更新について。更新は5年ごと。私の会社は平成24年なのでまだ先。以前の聞いた話だと東京都側から、更新についてアナウンスはないとの事だったが、電話をくれる事になったらしい。助かる。でも忘れないようにしないと。 後半は社団法人におい・かおり環境協会(臭気判定士の検定を行っている。国家資格)の方が担当。「においの苦情の現状と法規制」、「動物飼養施設における、においの管理について」の題目で講演。 確かに施設を持っている会社にとって悪臭対策は必須。また、飼い主さんでも気にされている方は多いのでは。 対策をまとめると臭いを出さないのが一番。つまり換気と清掃の徹底。一旦臭いが発生すると出さないようにしていた時以上にコストと労力がいる。 出てしまった臭いは拡散させない事が大切。具体的には施設の周りに樹木を植える。葉が臭いを吸収してくれ、かつ施設が直接目に触れないことにより心理的な緩和も期待できる。 また、排気口を高くする設置するのも有効。 ペットシッターの場合は直接的ではないものの勉強になりました。 研修の時に毎回気になるのが当日のご依頼状況。幸いにも?今回は差ほど忙しくなかったので、良かったのですが、それでもお客様にお時間をずらして頂いたので助かりました。 -
2010.06.11
その他書籍東洋経済「ここまで来たペットビジネス」
古めのお話ですが5月29日東洋経済の特集は「ここまで来たペットビジネス」。 昨今のペット界の注目トピックがキレイにまとまっているのでご紹介。- ペットフードの最前線
- 競争厳しいペット獣医師
- 乱立するペット関連資格看護師は統一化を模索中
- ペット葬儀・墓事情
- 飼い主が直面する介護問題
- 殺処分ゼロを目指す熊本市の取り組み
- 普及進むマイクロチップ
- ペット同伴旅行の多様化
- ペット共生住宅、住民トラブルも
- 人気沸騰動物タレント
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2010.05.26
ブログ根津美術館「国宝燕子花図屏風」展に行ってきました。
先週、金曜日根津美術館「国宝燕子花図屏風」展に行ってきました。 まず、根津美術館が根津ではなく、青山にある事をしっかりと確認してから出発。 と確認した事は良いのですが、青山には縁がないので迷ってしまいなかなか着かない。 青山墓地周辺をぐるぐる回ったり、着いたと思ったらPRADAのお店だったりしながらも何とか到着。 この日はとても暑く半袖短パンで出かけたのですが、ちょっと場違いかと思う程、和モダンな外装、内装な根津美術館。学芸員?も服装がオシャレでさすが青山と感心。 早速、館内を見て回る。目についたは夏秋草図屏風(「伊年」印)、夏草図屏風(尾形光琳)、木蓮棕櫚図屏風( 立林何帠(かげい))、夏秋渓流図屏風(鈴木其一)。 中でも、夏秋渓流図屏風は圧巻。 鮮やかな色使い、縦横無尽に流れる渓流、金色で縁取りされた葉、大胆に配置された木、花。豪奢にしていびつな印象を与える見事な作品。 解説には琳派と近代をつなぐ作品書かれてあり納得。 木蓮棕櫚図屏風は地味な作品なのですが、絢爛豪華な作品群の中で一息つける休憩所のようでいい塩梅。 今回の目玉といっていい燕子花図屏風(尾形光琳)は何でか、目を惹かれず。こっちの感性に問題が有るのでしょう。きっと。 詳しい人にとっては当然なのでしょうが、屏風は一双?の中で季節が移り変わっていくので、その楽しさに今さら気付き、そこから四季のある日本だからこその表現なのかなと考えながら見て回りました。 琳派以外には「花模様の器」という展示があり、花が絵付けしてあるお皿や香合、硯箱などどれもいちいち可愛くて、ホクホク気分。 予定より遅れて(迷ったせい)美術館に着いたのが幸いして、閉館が近づくにつれ人が減り、ゆっくりと観覧できたのはラッキーでした。 皆さん触れると思いますが、根津美術館には青山なのに!庭園があり、ぐるっと散策する都会の喧騒を忘れて優雅な気分に。(我ながらベタな表現) 最後に下手する美術館より好きなミュージアムショップを覗いて退館。 とても満足な「国宝燕子花図屏風」展でした。 -
2010.05.18
ブログ偽りの世界のたった一つの真実―ボルトとその他もろもろ
今回は映画「ボルト」を取り上げます。 ワンちゃん版「トゥルーマンショー」って感じの映画ですかね。主人公のボルトはTV番組を真実と思い込まされて、悪の手先に狙われている飼い主の女の子を守る為に絶えず警戒しているのですが、これだとえらくストレスが掛かりそう。 まあ、映画なのでそこは置いといて、全体的な感想としては楽しめました。ビックリするような展開ではないのですが、手堅く作ってありますね。 面白いディズニー映画はサブキャラクターが立っている事が多いような気がします。ボルトはまさにそのパターン。 ハムスターのライノ、素晴らしかった。声が良いんですよね。もともとは仮の声優さんを本番でも採用したらしいんですけど、大正解。ライノが主演の映画が有ったら見ても良いかもと言うほど気に入りました。 他にはハトも可愛かったです。ハリウッドのハトだけすれている辺りが芸が細かい。 最近のディズニー映画はそこそこ面白いので満足しているのですがレミー然りボルト然り、少し地味じゃ有りませんか?こんな物ですかね? 少ししか書いていないのに早くもネタが切れたので、最近見た映画の感想を一言ずつ。- 「ダメジン」 評判はあんまりなようですが、三木作品の中では「転々」と並んで好き。初監督作品だけあって勢いがあって良い。でもタイトルはイマイチだと思います。
- 「インスタント沼」 突き抜けはしませんでしたが、楽しめました。ありえない事を信じられない人生はつまらない。蛇口はひねらなければ、ですね。
- 「オトナ リ」 練馬区の石神井公園が出てた。その石神井公園での麻生久美子と岡田義徳の演技に感心。前者は警戒心を持ちつつも話に夢中になっている感じがよく出ていたし、後者は急に自信たっぷりに話すなぁと思ったら、後ほど理由が判明。そこまで考えて演出や演技ってするんですね。
- 「やまのあなた」 人によっては退屈に感じるでしょうが、嫌いじゃないです。按摩さん達の飄々とした感じが良かったです。現代に置き換えるとこの雰囲気は出にくいかも。マイコもキレイに写っていました。オリジナルと見比べるべきなのでしょうが、そんなパワーが出るかな?それにしても石井監督が次に何を撮るのか楽しみ。

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2010.05.11
ブログ動物虐待はダメ!―アヒルと鴨のコインロッカー
GW中は沢山のご利用ありがとうごさまいました。練馬区、中野区、板橋区、杉並区と隈なく回りましたが、お蔭さまで無事終えることが出来ました。 また、天気が良かったのも有り難かったです。でも、ずっと外に居たのですっかり日焼けてしまいました。 さて、今回は動物虐待はダメ!という事で映画「アヒルと鴨のコインロッカー」を取り上げます。 原作者は人気作家伊坂幸太郎。原作は未読ですが、伊坂作品なら謎めいた序盤から中盤、終盤でこれでもかと伏線が回収される展開だろうと、あたりをつけて見ていたら、まさにその通り。 この映画を見ている最中、常に原作の方が面白いだろうなという思いが頭からはなれなかったのは、こちらの理解力が足りないせいも有るのだろうが(アヒルと鴨が何の比喩かすぐに分からないのだから、足りないのは間違いない)、話のポイント、ポイントが上手く一致していないせいもあるでは。 作品のテーマである差別、動物虐待問題は唐突に感じられ、主人公濱田岳の成長へとつながっているとは思えない。 他にも今の若者がボブデュランをそんなに崇めるかなとか、ヒロイン関めぐみの虐待犯のへ対応も理解できない。警察に通報すればいいのに。ラストの主人公の素っ気なさもなんだか。 ペットショップの店長大塚寧々と留学生瑛太にもっと主人公が引っぱり回されたほうが面白かったのでは。 話の語り口や構造で見せるのも良いけど、物語自体の強い力で引きつける作品が個人的には好みです。調理方法も大切だけど、素材が良くないと。 濱田君の演技は良かったですね。以前池袋のPARCOで彼らしき人を見かけたのですが、本人だったのだろうか?似てる人って沢山いそう。その似ている人が沢山いそうなのが彼の魅力のでしょうけど。 ところでラストシーンで 瑛太は車に引かれたのでしょうか?ロッカーに神様を閉じ込めて、犯罪を見て見ぬふりをして貰うのなら、善行をしても加護は期待出来ないのではないでしょうか。 鴨とアヒル~に対してやたら偉そうにしてますけど、この後見た映画が「恋するマドリ」なのは秘密です。
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